毎日寒いし、疲れているなら寝たほうがいい

 

 8月の末くらいから自律神経がおかしくなってしまいました。ストレスかな、まぁ、でも大変な世の中とはいえ、一人暮らしで自分の面倒だけみていればよいのだし根を上げてはいけない、とだましだましやっていたんですが(この考え方がよくなかった)、12月あたりで完全に「自分、疲れているな」となり、もう本腰入れてどうにかしないとならない、となりました。原因はコロナ禍によるストレス、もともとオーバーワーク、加齢で状況に身体がついていかない、の複合かな、と思っています。

 自分ではどうしようもない状況(コロナ禍)と、長年の習慣の結果なので、すぐには元気にならないんでしょうが、出来ることからやっていくしかないなぁと思い、やってみたことをメモしてみます。

 

12月までにやったこと

  1. 漢方を飲む
  2. サプリメントを飲む(鉄とビタミンB群)
  3. 歩く量を増やす(ピグミンブルーム)
  4. 仕事量の調整の相談

 1.2.  漢方はもともとストレスがある際に「半夏厚朴湯」を飲む習慣があったのですが、この秋は結構頼っていました。飲むと気分が落ち着きます。また良い睡眠にはナイアシンが必要と本で読んで、ナイアシンを含むビタミンB群のサプリメントを追加しました。

 3.  運動不足も気になっていたので、ピグミンブルームをインストールしてやりはじめました。運動の足しにはなったけれど、寒くなってきたら長時間歩くのは難しいな、となってしまった。歩くのは好きなんですけれどね。

 4.  仕事量が多いことを相談するタイミングがあったので、周囲に協力をお願いしました。相談できる環境で良かったのですが、オーバーワークであると気づくのが遅かったので悪化してしまったんだろうな、と思います。

 結果としてはこれだけでは改善しなかった。何が足りなかったのかというと、休むことが足りなかったのだと思います。

 

1月にやったこと(睡眠関連)

  1. 連休にしっかり休む
  2. 今までより寝る量を少し増やす
  3. カフェインの摂取量を決める(減らす)

 1.  実家で数日間9時間睡眠をしたら「休んだ!」という感じで頭がすっきりしました。実家というか、環境を変えて休んだことが、かなりよかったように思います。普段の生活から離れることで、自分は意外と思い詰めて過ごしているのかもしれない、とわかりました。たまには近隣のホテルなどに泊まってぼんやりしてもいいかもしれないと思った。

 しっかり長時間休むのは人によっては難しいよ、という意見もあるかと存じます。わかります。ただ、今回しっかり休もう、と思ったのは、「どんなに忙しい人でも一日中忙しいわけじゃない、5分や10分空いている時間があるでしょう、そこで休んだらいい」という医師のアドバイスを読んだことがきっかけだったのですよね。私はたまたま長時間睡眠を取れるタイミングがあったのですが、それはあくまできっかけで、そもそも「しっかり休もう!」と思うことが大事なのではないか、と思いました。必要なのは、自分なりに、生活に休養を取り込むこと。

 2.  その後、なんの本を読んでも、「睡眠をとれ」だけは絶対に書いてあるので、とりあえず寝たほうがいいんだな、となりました。最初はとにかく眠くなったら寝よう、髪の毛は明日洗えばいいや(どうせ自宅勤務だし)みたいな感じで、とりあえず寝ちゃう、という生活をはじめました。無理のない範囲で睡眠時間を少しずつ伸ばす。今日は昨日よりは早く寝てみよう、15分、30分長く寝よう、24時までに寝よう、というように睡眠時間を延ばしたら、少しずつ元気になったように思います。

 3.  そもそも寝つきが悪い、という問題があったのですが、カフェイン摂取量を減らしたらわりと良いです。朝にコーヒー一杯、午後のはじまりに紅茶一杯を限度にして、あとはノンカフェインの飲み物で代用しています。よく寝るとカフェインへの渇望が減る、という気づきもあった。

 

1月にやったこと(食事関連)

  1. たんぱく質を毎日200g摂取する
  2. 糖質を取り過ぎない
  3. 腸内環境を整える

 食事についてはもともとやっていたこととほぼ変わらずですが、

 1.2. たんぱく質を毎日200g以上摂るのと糖質を減らす、というのは、薬に頼らず鬱対策となると結構出てくる話題。幸福を感じる脳内物質のセロトニンを作るのにトリプトファンという成分を摂取したほうがいい、トリプトファンが含まれるたんぱく質や鉄分を卵や肉や魚で摂ったほうがいい、糖質が多いと血糖値が上昇しやすくなってビタミンミネラルが不足してしまう、という話。(超意訳) そうなんだなぁと思うしかない。

 糖質が多い加工食品のほうがお手頃価格で楽に手に入れやすく、たんぱく質を毎日自炊するのは面倒臭いわけですが、糖が多いと鬱っぽくなるのは体感でもわかるので、なるべく卵肉魚をメインに夕食を作っています。鉄はサプリで補助。

 3.  そんな何もかも出来ないよ!と思うので、朝食はヨーグルト、カイロを貼って腸を冷やさない、くらいです。食物繊維が足りない気がする時は、レタスでスープ作ったり、バナナ食べたりします。

 

1か月経ってみて

  1. 不安感の減少
  2. 頭がすっきりする
  3. 体調が少し良くなった

 ざっくりとこんな感じの効果がありました。なんとなく不安を覚える時間が減り、漢方に頼らなくても問題がなくなりました。頭がすっきりして多少仕事がはかどったような気がします。あと、夏から秋は趣味に対して心の動きが鈍くなっていたのですが、ドラマなども楽しく観られるようになってきました。漠然とした体調不調を感じる日も減ってきて、全体的に上向いているような……。基本的には睡眠不足を解消しただけで随分良くなったんじゃないかな。

 

 自分としても、休まないと身体が持たないんだな、と思ったタイミングだったのですが、周囲の人もわりと体調を崩していて、もうみんな休んだ方がいいよ!と思った1月でした。